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レビュー一覧
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| 髙橋 真奈美さん 「大丈夫、大丈夫、大丈夫!」 4/15(水) MOVIXさいたまにて鑑賞 |
| これから1年間よろしくお願いいたします。私は小さい頃から新しい物語を知るのが好きで、映画に限らず、絵本、小説、漫画を読むことも大好きです。映画は、試写会や舞台挨拶に応募する事も好きです。素敵な感想が書けるか不安もありますし、面白い作品も人それぞれ違いますが、私の感想を読んでたった1人でも『映画を観てみようかな』と思ってもらえたら嬉しいです。 2026年は、今この文章を書いている時点で、試写会などを含め21本の映画を鑑賞したのですが、4月公開の映画で私が素敵だなと思えた映画は「大丈夫、大丈夫、大丈夫!」です。 たった1人の家族だった母を亡くし、孤独で貧しいはずの主人公なのですが、笑顔でたくましく過ごす姿に元気をもらえました。魔女と呼ばれる完璧主義でクールな先生や、毒親問題やいじめ問題もある劇団の団員達と、伝統舞踊や日々の生活を通して打ち解けていくハートフルな物語です。見終えた後、凄く前向きで幸せな気持ちになれる作品だったので、これを読んで観に行ってくれた方も幸せな気持ちになってくれたら嬉しいです。 |
| すずきさん 「名探偵コナン ハイウェイの堕天使」 4/18(土) 新宿バルト9にて鑑賞 |
| とにかく全編を通しての疾走感がすごくて、最後まで一気に駆け抜けるような面白さがありました。今回の舞台が道路ということもあり、常に『止まれない』緊張感が漂っているのがこの作品の大きな魅力ですね。タイトルにある『堕天使』が一体何を指しているのか、その正体や意味が少しずつ紐解かれていく過程が絶妙で、ミステリーとしての完成度もかなり高いと感じました。 派手なアクションシーンはもちろん見応え十分なのですが、それ以上にキャラクター同士のやり取りや、ふとした瞬間に見せる表情の機微が丁寧に描かれていたのが印象的です。誰が味方で、誰が本当の目的を隠しているのか。そんな疑心暗鬼に陥るようなスリルがありつつも、最後にはコナンのシリーズらしい爽快感もしっかり残してくれます。 何より、犯人の動機や背景に流れる切なさが物語に深みを与えていて、単なる勧善懲悪では片付けられない余韻がありました。緻密に張られた伏線がスピードに乗って回収されていく気持ちよさは、まさにこの作品ならではの醍醐味です。アクション、謎解き、そして人間ドラマのバランスが非常に良く、観終わった後に『あぁ、面白かった!』と素直に思えるような、満足度の高い一本でした。 |
| ユキさん 「プロジェクト・ヘイル・メアリー」 4/12(日) TOHOシネマズ海老名にて鑑賞 |
| 映画の魅力は、非日常の極限状況の中で人間の本質に触れられることだと思います。今回紹介する「プロジェクト・ヘイル・メアリー」は、それを体現した作品でした。太陽の異変によって地球滅亡の危機が迫る中、世界中の叡智が結集し、一人の男に希望が託される——そんな壮大な設定から物語は始まります。 しかし、この作品の魅力はスケールの大きさだけではありません。極限の孤独の中でも自分の役割から逃げず、誠実に向き合い続ける主人公の姿が強く心に残ります。決して完璧なヒーローではないからこそ、その一歩一歩に自然と感情移入してしまいます。 また、全く異なる存在と少しずつ心を通わせていく過程も本作の大きな見どころです。派手な感動を押しつけるのではなく、人が本来持つ善性や信じる力が静かに伝わってくる、非常に誠実な作品だと感じました。壮大でありながらどこまでも人間的。SFが得意でない方にも、ぜひ映画館で体験してほしい一本です。 |