レビュー一覧
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関山大輝さん(男性/20代) 「461個のおべんとう」完成披露試写会にて鑑賞 |
昨年公開された「泣くな赤鬼」(19)に続き、「461個のおべんとう」についても完成披露試写会という特別な場で、作品の完成をキャストの皆さん・お客さんと一緒にお祝いすることができました。どちらも兼重淳監督が手掛けられた作品で、監督のエモーショナルな演出が大好きです。 本作を鑑賞し、井ノ原快彦さん演じる鈴本一樹のミュージシャンというカッコいい一面を観ることができました。それと同時に、道枝駿佑さん演じる息子の虹輝へのおべんとう作りを通じて無償の愛情を感じました。まさに井ノ原快彦さんだからこそ生み出せる世界観が完成されていました。井ノ原さんが所属されているV6の25周年をさらに彩っています。 また、虹輝の学生生活や親子関係などでの葛藤は共感できることが多くあり、それらに対して立ち向かっている本作を鑑賞することで、日々をハッピーにできるヒントを得られるかもしれません。虹輝はとても繊細な役どころでしたが、道枝さんは、自然に演じられていて作品に没入できると思います。今後の道枝さんの様々な演技にも注目しています。 そして、劇中に出てくる『おべんとう』はどれも美味しそうです。食後の私であれば大丈夫であろうという考えを遥かに超え、お腹が鳴ってしまいました。特に、卵焼きを食べたくなり、現在私は卵焼き作りに奮闘しています。 さらに、劇中バンドや井ノ原さん・道枝さんのデュエットソングを本作の原作者である渡辺俊美がプロデュースされています。とてもカッコよく、温かい楽曲が本作の彩りを豊かにしています。音源化されましたら絶対に手に入れたい内容です! コロナ禍によって、コミュニケーションの重要性を改めて感じた今、食欲の秋だからこそ、是非劇場で観ていただきたいです!!そして、帰り道には本作の美味しそうな『おべんとう』を思い出し、美味しいご飯を食べて帰ってください!! |
槙マチコさん(女性/50代) 「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」10月16日 TOHOシネマズ六本木ヒルズにて鑑賞 |
鬼滅の刃は『週刊少年ジャンプ』の連載コミックで、テレビアニメ化もされ、今次、人気エピソード『無限列車編』が映画化されました。物語は大正時代の日本。主人公の竈門炭治郎は、山奥で母親と5人の弟妹と炭を売って暮らしていた。炭治郎が町から戻ると鬼に襲われた家族の遺体が…。唯一、生き残った妹の禰豆子も鬼の血をあびて鬼に変貌していた。妹を人間に戻し、家族の敵を討つため炭治郎は苦しい訓練に耐え、鬼を退治する『鬼殺隊』に入隊した。 鬼殺隊の中で最上位九名は『柱』と呼ばれ、劇中では柱の煉獄杏寿郎が活躍する。また、特に優れた鬼の『十二鬼月』は上限と下限の各六名で構成され、上限の壱が最上位である。煉獄と上限の参の鬼、猗窩座の決闘場面は重厚感もあり目が離せません。 特に上限の鬼の猗窩座は腕を切られてもすぐに腕が再生し、その生え方も切断面から指先があらわれ、そこからグッと力強く伸びるスピード感ある自然な映像にはクオリティの高さを感じました。 劇場版のテーマは『夢』で、一人一人の夢の中の描写、列車の中の灯り、雪の風景など幻想的なシーンが多く、映像の美麗さと迫力ある戦闘シーン、音響効果も秀逸ですが、人を思う気持ちや、強い心などストーリーからも多くのことを学ばせてもらい心が動かされました。また、CD付きの豪華版パンフレットなど劇場物販も充実しており帰宅後も余韻を楽しめます! |