第9回 | 優秀助演女優賞 | 「夢千代日記」 | (1986年) |
第12回 | 優秀助演女優賞 | 「郷愁」「つる-鶴-」 | (1989年) |
第15回 | 優秀助演女優賞 | 「戦争と青春」「大誘拐 | (1992年) |
第17回 | 優秀助演女優賞 | 「夢の女」 | (1994年) |
第26回 | 優秀助演女優賞 | 「Returner<リターナー>」 | (2003年) |
第28回 | 優秀助演女優賞 | 「半落ち」 | (2005年) |
第31回 | ★最優秀主演女優賞 | 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」 | (2008年) |
第32回 | 優秀助演女優賞 | 「歩いても 歩いても」 | (2009年) |
第34回 | ★最優秀助演女優賞 | 「悪人」 | (2011年) |
第36回 | ★最優秀主演女優賞 | 「わが母の記」 | (2013年) |
第39回 | 優秀主演女優賞 | 「あん」 | (2016年) |
樹木希林さんが9月15日に逝去されました。第9回「夢千代日記」で優秀助演女優賞を受賞以来、優秀助演女優賞は最多となる8回受賞され、第34回に「悪人」では最優秀助演女優賞を受賞されました。また、第31回に「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」、第36回「わが母の記」では最優秀主演女優賞を受賞され、これまで日本アカデミー賞授賞式の司会を2回お努め下さいました。ユーモアと映画愛にあふれた心温まる司会進行は、余人の追随を許さぬ樹木さんならではの独壇場でした。授賞式を盛り上げてくださいましたその優しいお心に深甚なる感謝を捧げるとともに、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
2018年9月16日 日本アカデミー賞協会 事務局
彫刻家・流政之先生が7月7日に逝去されました。
日本アカデミー賞協会創設メンバーであり、79年に日本アカデミー賞の分身かつ象徴である「映画神像」を制作寄贈下さいました。第1回授賞式より受賞者に贈られている「最優秀賞・優秀賞ブロンズ」も先生の手によるものです。
「映画神像」は86年より有楽町マリオンに恒久展示され、2003年には新たに「映画神像 北海道」が札幌シネマフロンティアに、11年には「映画神像 九州」がT・ジョイ博多に制作設置されました。「映画神像」は毎年授賞式に会場舞台に移動設営され、その年の受賞者たちを温かく迎えています。
先生の映画への情熱と魂のこもった「映画神像」と「ブロンズ」は、受賞者の功績をこれからも永遠に讃え続けます。流政之先生の日本アカデミー賞への強く深い不変の愛情に心から感謝を奉り、傑出した業績と人生に対し深甚なる敬意と哀悼を捧げます。
2018年7月17日 日本アカデミー賞協会一同
流政之プロフィール
彫刻家・1923年長崎県長崎市生まれ。巨大な御影石を使い、自然と融合し圧倒的かつ存在感のある作品群は、政界各国の美術館に収蔵、展示。唯一無二の彫刻家としてその名を知らしめている。
第1回 | ☆最優秀主演男優賞 | 「幸福の黄色いハンカチ」「八甲田山」 | (1978年) |
第4回 | ☆最優秀主演男優賞 | 「動乱」「遙かなる山の呼び声」 | (1981年) |
第5回 | ☆最優秀主演男優賞 | 「駅 STATION」 | (1982年) |
第13回 | 優秀主演男優賞 | 「あ・うん」 | (1990年) |
第18回 | 優秀助演男優賞 | 「四十七人の刺客」 | (1995年) |
第23回 | ☆最優秀主演男優賞 | 「鉄道員(ぽっぽや)」 | (2000年) |
第37回 | 協会栄誉賞 | 高倉健さんよりコメントをいただきました | (2014年) |
最優秀主演男優賞 4回(歴代一位)
優秀主演男優賞 2回
協会栄誉賞は、国民的栄誉に該当する表彰を受けた方に対し贈る賞(2013年文化勲章受章) 『この度は、日本アカデミー“協会栄誉賞”を戴き恐縮しております。これからさらに勝負できる作品にめぐり合えるよう願っております。本日は、ありがとうございます』と授賞式(14.3.7)に於いてメッセージをいただきました。
栄えある第1回の最優秀主演男優賞受賞者であり、翌年、第2回ではプレゼンターを務めていただきました。以来、幾度の主演男優賞を受賞され、最優秀主演男優賞は最多となる4回受賞。「日本アカデミー賞」と共に日本映画の発展に寄与下さいました。感謝とともに心よりご冥福をお祈りいたします。
2014年11月18日 日本アカデミー賞協会 事務局
第1回 | 優秀助演男優賞 | 「霧の旗」「八甲田山」 | (1978年) |
第3回 | 優秀助演男優賞 | 「復讐するは我にあり」 | (1980年) |
第10回 | 優秀主演男優賞 | 「人間の約束」 | (1987年) |
第13回 | ☆最優秀主演男優賞 | 「利休」「釣りバカ日誌」 | (1990年) |
第14回 | 優秀助演男優賞 | 「釣りバカ日誌2」同「3」 | (1991年) |
第15回 | ☆最優秀主演男優賞 | 「息子」「釣りバカ日誌4」 | (1992年) |
第17回 | 優秀主演男優賞 | 「大病人」「釣りバカ日誌6」 | (1994年) |
第18回 | 優秀助演男優賞 | 「釣りバカ日誌7」 | (1995年) |
第19回 | ☆最優秀主演男優賞 | 「三たびの海峡」 | (1996年) |
第25回 | 優秀助演男優賞 | 「大河の一滴」 | (2002年) |
第33回 | 会長功労賞 | 「釣りバカ日誌シリーズ」に対して、西田敏行氏と共に受賞 | (2010年) |
優秀主演男優賞 5回(そのうち3回、最優秀主演男優賞)
優秀助演男優賞 5回
第19回の授賞式では、前年「忠臣蔵外伝 四谷怪談」で『最優秀主演男優賞』を受賞した佐藤浩市氏より、同賞の贈賞が行われました。
「日本アカデミー賞」に於いては、1992年より『運営委員』として尽力いただき、2011年からは『組織委員会』副会長を務めて頂きました。第16回より毎年、『委員』として授賞式に参加下さいました。感謝とともにご冥福をお祈りいたします。
2013年4月15日 日本アカデミー賞協会 事務局