窪塚洋介「GO」
95年のデビュー以来、「GTO」「池袋ウエストゲートパーク」等、次々と話題のTVドラマに出演。「GO」では、恋や友情に悩み傷つきながらも、しだいに国籍や民族にとらわれない新しいアイデンティティに目覚める在日韓国人青年役をしなやかに演じた。人気・実力・将来性などあらゆる面でトップを走る若手俳優の一人。優秀主演男優賞とのダブル受賞。(神奈川県出身)
田中直樹「みんなのいえ」
人気お笑いコンビ“ココリコ”の味のある雰囲気が大うけし、数多くのテレビレギュラー番組で活躍。単独で初の出演映画「みんなのいえ」では、撮影前に2ヶ月間の演技特訓をして挑む。自身の新居建設にからみ対立する人間達の間にはさまれ、うろたえながらも、内心楽しんでいる優柔不断な脚本家役を生き生きと演じた今回の演技に、俳優としての可能性を感じさせた。(大阪府出身)
妻夫木聡「ウォーターボーイズ」
「超ビッグオーディション」でグランプリを獲得。98年テレビドラマ「すばらしい日々」でデビュー以降、「池袋ウエストゲートパーク」「カバチタレ!」等、テレビ、CM等各方面で活躍する注目株。男のシンクロをテーマに、高校3年男子たちの青春を描いた「ウォーターボーイズ」の主人公を演じ、爽やかな感動を呼んだ。優秀主演男優賞とのダブル受賞。(福岡県出身)
野村萬斎「陰陽師」
狂言師・野村万作の長男として生まれ、3歳の時に初舞台を踏む。現在は、狂言界を象徴する存在として、精力的かつ挑戦的に活躍。「陰陽師」では、伝統芸能の世界で培われた独特の雰囲気、軽やかな身のこなしを惜しげもなく披露し、優秀主演男優賞とのダブル受賞。俳優として初の本格アクションに挑戦し、平安時代の謎のヒーロー・安倍晴明を現代に見事に甦らせた。(東京都出身)
加賀美早紀「PlatonicSexプラトニック・セックス」
「Platonic Sex プラトニック・セックス」は、マルチタレント・飯島愛が、今までの人生を包み隠さず、赤裸々に綴った衝撃の大ベストセラー小説の映画化。その主演女優オーディションで約12,000人の応募者の中から選ばれたラッキーガール。初出演作で過激な役柄に体当たりで挑戦、切ないまでの少女の愛を演じ切り、強烈な存在感をスクリーンに残した。(千葉県出身)
柴咲コウ「GO」
98年「倶楽部6」でデビュー。その後CMで注目され、一昨年「東京ゴミ女」で映画初出演。さらに「バトル・ロワイアル」での同級生を次々に死に追いやる相馬光子役を演じ、圧倒的な存在感を見せつけた。今回の「GO」では、一転して自由奔放な性格の不思議な美少女を演じ、高い評価を受け、優秀助演女優賞とダブル受賞。今後も公開作が続く映画界期待の若手女優。(東京都出身)
真中瞳「ココニイルコト」
テレビバラエティや「ニュースステーション」のスポーツキャスターとして活躍中。本格的女優としてはデビュー作である「ココニイルコト」で、長い髪をバッサリ切って大役に挑む。失意の中、転勤先で出会う同僚や周囲の人との関わりの中で、少しずつ成長していく主人公を好演、新しいヒロイン像を創り上げた。今後も好感度の高い女優としての飛躍に注目したい。(大阪府出身)
八木亜希子「みんなのいえ」
元フジテレビの人気アナウンサーとしてバラエティ、情報ワイドショー、報道番組と第一線で活躍し、現在はフリーアナウンサー。「みんなのいえ」では、一生暮らす家を建てることに夢を膨らます姉さん女房役を天性の温かい空気感で熱演。怒ることが多い役を嫌みなく演じた。今回が映画デビュー作となるが、今後、女優としての活躍にも期待したい。(神奈川県出身)