上白石萌音「舞妓はレディ」
【受賞コメント】
今、私がこの場所にいることが、本当に夢のようでまだ信じられません。「舞妓はレディ」のオーディションを受けたのは、今から3年前になります。それから、本当に楽しくて充実した毎日でした。この作品で学ばせていただいたことを胸に、そして今日いただいたこの賞を励みにしてこれからも精進してまいります。
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周防正行監督・脚本の本作で、800人の応募者の中からオーディションを勝ち抜き、ヒロイン・春子役を獲得。京ことば、津軽弁のほか、唄、踊り、舞にもチャレンジし、舞妓見習いの春子の成長を初々しく、可憐に体現した。監督は構想20年での映画化を、「主役の少女を待つためだったのではないかと、心の底から思わずにいられない」とコメント。山路ふみ子映画賞で新人女優賞を受賞。
小松菜奈「渇き。」
【受賞コメント】
新人の時にしかもらえないこんな素敵な賞をいただいて、本当に嬉しく思います。私はこの作品で、今までに感じたことのない、プレッシャーだったり、不安だったり、また新しい良い刺激を受けることができました。この新人賞がもらえて幸せです。
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08年よりモデルとして活躍。中島哲也監督作「渇き。」で、オーディションにより役所広司演じる元刑事の娘・加奈子役に抜擢され、スクリーンデビューを果たす。学園のカリスマ的存在で、相手によっていろんな顔を見せる加奈子を表情豊かに演じ、圧倒的な存在感を放っている。報知映画賞で新人賞、毎日映画コンクールでスポニチグランプリ新人賞を受賞。
能年玲奈「ホットロード」
【受賞コメント】
今日はこのような賞をいただいてすごく嬉しいです。今回の「ホットロード」という作品は私にとってすごく大切な作品になったのですが、その「ホットロード」の和希と春山(共に映画の役名)、二人で賞をいただいたことが本当にすごいことだなと、嬉しく思います。これからも気を引き締めて頑張りたいと思います。
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06年にニコラモデルオーディションでグランプリを獲得。10年の「告白」で女優デビューを果たし、13年のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』で大ブレイク。映画初主演作となった本作では、ピュアで芯の強さを持つ主人公の和希を真っ直ぐな眼差しで演じ鮮烈な印象を残した。日刊スポーツ映画大賞で新人賞、TAMA映画賞で最優秀新進女優賞を受賞。
池松壮亮「紙の月」「愛の渦」「ぼくたちの家族」
【受賞コメント】
このたびはこのような名誉ある賞をいただき、本当に光栄に思っています。何より、ここに導いてくれた作品たちとそこにいた人たちとの出会いが一番の財産です。これからもがんばります。
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03年「ラストサムライ」で映画初出演。14年は8本の出演作が公開された。「紙の月」では宮沢りえ演じるヒロインがのめり込む若者、「愛の渦」では引きこもりのニートを、「ぼくたちの家族」では家族を支える大学生の次男を、確かな演技力で説得力たっぷりに演じ切っている。日刊スポーツ映画大賞、ヨコハマ映画祭、キネマ旬報ベスト・テン、ブルーリボン賞で助演男優賞を受賞。
登坂広臣「ホットロード」
【受賞コメント】
この作品で初めてお芝居にチャレンジしました。その中でたくさんの不安やプレッシャーもあったんですが、作品を通して自分自身すごく成長できたのかなと感じております。この素晴らしい賞をいただいたということでこれを機にまた更に頑張っていきたいと思います。
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3万人の中から、三代目J Soul Brothersのボーカルの座を射止め、10年にメジャーデビュー。人気少女マンガの映画化「ホットロード」では原作者・紡木たくのたっての希望で春山洋志役を演じ、映画初出演を果たした。クールで優しく、ナイーブな春山を見事に体現している。報知映画賞で新人賞、毎日映画コンクールでスポニチグランプリ新人賞を受賞。
福士蒼汰「イン・ザ・ヒーロー」「神さまの言うとおり」「好きっていいなよ。」
【受賞コメント】
このような名誉ある賞をいただき本当に嬉しく思っております。「イン・ザ・ヒーロー」では尊敬する唐沢寿明さんと共演することができ、いい経験になりました。「神さまの言うとおり」では初めての国際映画祭に出席することもでき、「好きっていいなよ。」では、同年代のキャストのみなさんの中で切磋琢磨し撮影することができました。全ての関わってくれた方々、そして見てくださった方々に感謝を言いたいと思います。
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11年デビュー。13年にNHK連続テレビ小説『あまちゃん』で幅広い人気を獲得する。特撮ヒーローを演じる人気俳優役に扮した「イン・ザ・ヒーロー」では見事なアクションを披露。また、三池崇史監督が人気コミックを映画化した「神さまの言うとおり」、少女マンガの映画化で学校一のモテ男を演じた「好きっていいなよ。」では主演を務め、映画をスマッシュヒットに導いた。