佐々木悠衣さん
授賞式当日、私は職場の方々に背中を押してもらって会場に向かいました。ロビーに着くと受賞者と映画の関係者の方々が、久しぶりの再会を喜び合い、楽しんでいるように感じました。私は生で見る授賞式の会場がとても眩しく緊張しましたが、開式前に会場内を歩いたり、レッドカーペットを見たりして、今この瞬間の幸せを噛み締めていたと思います。
授賞式は想像よりも長く、濃いお話をたくさん聞くことができて、本当に貴重で充実した時間を過ごさせていただきました。また、憧れの俳優さんがレッドカーペットを歩いている姿を生で見られたことは、一生忘れられない思い出となりました。
人生を変える一本、誰かの心の支えとなるような一本が、今年また誕生することを私は心から願います。そして、協会特別賞を受賞された大林恭子さんのお言葉をお借りして、映画の力で未来の平和を作れることを信じたいと思います。今年たくさん映画を観て、また来年の授賞式を今からとても楽しみにしています。一年間ありがとうございました。
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齋藤 睦さん
ぴあ特別会員としての集大成、日本アカデミー賞の授賞式に参加させていただきました。
授賞式会場はとても豪華で、いつも画面の向こう側にいる役者さんや監督など映画関係者の方々がほんの数メートル先で同じ空気を吸っているのが信じられなくて、全員実在したのか!と確認出来た経験でした(笑)
経験として貴重でありながら、集大成としてこの1年間を振り返る機会にもなりました。
受賞したほとんどの作品が、この1年間の思い出の作品でもあるので、自分の一年を映画というマイルストーンで振り返れる、一生に一度の感覚でした。
また優秀賞、最優秀賞の投票も、あの時に感じた作品や役者さんの魅力を信じて選んだ結果が反映されているような感覚もあり、日本アカデミー賞に関われたことに感無量でした。
もちろん自分が投票した作品全部が選ばれたわけではなく、受賞した作品もそうでなかった作品も、今年の映画をもう一度観直そうと思いました。同時に、このぴあ特別会員という一生に一度の経験をもう一度したいという名残惜しさも感じます。
今後選ばれるぴあ特別会員の方も是非満喫してください! |