平岡祐太「スウィングガールズ」
2002年第15回ジュノンスーパーボーイコンテストでグランプリを受賞。「スウィングガールズ」では、17名の高校生ビッグバンド唯一の男子メンバーでリーダー的存在。ちょっと頼りない小心者という感じもするが、実は几帳面で決める時は決める強さを内に秘めた、明るく親しみやすいキャラクターを上手に演じている。今後の活躍に注目したい。 (山口県出身)
森山未來「世界の中心で、愛をさけぶ」
5才からジャズダンス、6才からタップダンス、8才からクラシックバレエを習う。5歳の頃から舞台を中心にテレビ、CM等で大活躍。「世界の中心で、愛をさけぶ」では、主人公朔太郎の高校時代の役を熱演。白血病に倒れた恋人亜紀の支えとなり、それに答えストレートに愛する姿は感動を呼び共感をも集めた。今後どこまで成長するか楽しみな逸材。(兵庫県出身)
伊東美咲「海猫」
「海猫」で伊東美咲演じる野田薫はロシア人を父に持つハーフ。透き通るような白い肌、青みがかった瞳、スラリと伸びた肢体は主人公のイメージそのまま。夫と義弟との狭間で愛に苦悩する役を、新人とは思えない演技で好演し、大物の片鱗をうかがわせた。「この作品で、新しい自分に出会えた喜びみたいなものを感じた」という。今後の活躍を大いに期待したい。(福島県出身)
上野樹里「スウィングガールズ」
中学時代は陸上部のエースとして活躍。「スウィングガールズ」での元気でイキイキとした今どきの高校生そのままに、楽しんでいるようで一所懸命な演技を見ていると思わず微笑んでしまう。雑誌やCMをはじめとして映画「ジョゼと虎と魚たち」、「チルソクの夏」、NHK連続テレビ小説「てるてる家族」、など次々と話題作へ出演する若手実力派。(兵庫県出身)
土屋アンナ「下妻物語」
ファッション雑誌やCMのトップモデルとして活躍中。「下妻物語」で主人公のロリータ娘と友情を育むヤンキーの白百合イチゴ役で女優デビュー。ヤンキーという独特のキャラクターに臆することなく、独自の役作りで挑戦し、また一つ新たな才能を開花させた。NHK教育「イタリア語会話」にもレギュラー出演していたエポックメーカーは、一児の母でもある。(東京都出身)
一青窈「珈琲時光」
故小津安二郎監督の生誕100年を記念して製作された「珈琲時光」で映画デビュー。侯孝賢監督が「ざっくばらんで、親しみやすい感じ」とひと目惚れしてヒロイン陽子役に抜擢。「いつもの自分と変わらないようにやればいい」と等身大の女性の心の揺れをナチュラルに瑞々しく演じきった。2003年、2004年とNHK紅白歌合戦連続出場の実力派歌手。(東京都出身)