田中泯「たそがれ清兵衛」
舞踏、オペラ、演劇、美術展で振付、演出、出演をこなす世界的な前衛舞踏家。現在も農業を営みながら自らの舞踏団を率いながら深く充実した舞踏を求め活動中。主人公の敵役という重要な役柄を演じた「たそがれ清兵衛」が、映画初挑戦となる。クライマックスの決闘シーンを含め、並の俳優とは違う雰囲気と迫力で観客を圧倒した。(東京都出身)
長嶋一茂「ミスター・ルーキー」
96年に現役引退後、数々のスポーツ番組のキャスターを務めるとともに俳優としても活動を開始。NHK朝の連続ドラマでの好演で脚光を浴び、今回の「ミスター・ルーキー」が映画初出演。昼はサラリーマン、夜は低迷する阪神タイガースを優勝へと導く謎の覆面投手役を元プロ野球選手としてのスキルを存分に活かし、映像に迫力とリアリティを生み出した。(東京都出身)
中村獅童「ピンポン」
歌舞伎の名門萬屋に生まれ、8歳で初舞台を踏む。自身も大ファンである松本大洋原作の人気コミックの映画化「ピンポン」の中で、誰よりも強いオーラを放つ全国の覇者、卓球の権化たるドラゴン役を鬼気迫る佇まいで創り上げた。現在放映中のシチュエーションテレビドラマ「HR」で一気にブレークし、若手実力派歌舞伎役者として今最も注目を集める。(東京都出身)
小西真奈美「阿弥陀堂だより」
98年、つかこうへい主催のワークショップに参加、つかこうへい劇団6期生として女優デビュー。清楚で清潔感溢れる正統派女優として数々の大舞台、テレビドラマで活躍。今回「阿弥陀堂だより」で小百合役に抜擢され、映画初出演を果たす。喋ることができないという難病を抱える儚げな少女役という難かしい役どころを見事にこなした。(鹿児島県出身)
鈴木杏「Returner<リターナー>」
清涼感溢れる演技力とその瞳に込められた存在感からデビュー以来、数多くのテレビドラマやCMで活躍。米映画「ヒマラヤ杉に降る雪」では、高い英語力と共に絶賛を受ける。「Returner〈リターナー〉」では、戦略時間兵器へと身を投じ、全人類の最後の希望をかけた作戦を遂行する為に現代へ現れた女兵士役というハードな役に体当たりで挑戦した。(東京都出身)
優香「恋に唄えば♪」
テレビドラマ、バラエティ番組、CM、司会者と幅広い活動で、国民的な人気を誇るトップアイドルとして活躍中。映画初出演となった「恋に唄えば♪」は、恋する乙女と魔法使いが繰り広げるファンタスティックなラブストーリー。その中で、平凡な女の子を等身大に表現しながら、切ない恋心を唄い上げるシーン等、新たな魅力を存分に開花させた。(東京都出身)