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 このたび、その年の最も印象に残る主題歌を担当したアーティストに「主題歌賞」を贈呈する運びとなりました。
 賞発足当初から「音楽部門」は設立されており、劇伴作曲者を対象に顕彰してまいりましたが、さらに、作品の世界観を表現する重要な存在であり、映画と観客の架け橋になっている主題歌につきましても、顕彰することにいたしました。
 栄えある初回の受賞者となる、第48回日本アカデミー賞主題歌賞の受賞者は、授賞式の副賞協力TASAKIの推薦、映画人の組織である当協会会長、ならびに役員の選考により決定。3月14日(金)にグランドプリンスホテル新高輪にて開催される「第48回日本アカデミー賞授賞式」にて贈賞を行います。映画人と映画ファンが集う日本映画界の式典において、初の主題歌賞を贈賞することで、職種の多様性を発信し映画界の発展につなげてまいります。

◆主題歌賞

映画に顕著な貢献をもたらしたアーティストに対し与えられるもの

Mrs. GREEN APPLE
対象作品:「ディア・ファミリー」主題歌 『Dear』

『Dear』は、家族の絆を描いた実話をもとに映画化された「ディア・ファミリー」の主題歌。作詞・作曲を担当した大森元貴が、事前に作品の資料や映像を見て得たエネルギーや生きる活力を込めて書き下ろした。壮大でエモーショナルな楽曲はエンディングにさわやかな余韻を残し見る者の感動をより深めた。
Mrs. GREEN APPLE は2024年映画主題歌としてほかに、「サイレントラブ」の『ナハトムジーク』、映画「聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~」の『ビターバカンス』も担当。どの作品においても映画に寄り添った楽曲で映画と主題歌の融合で観客を魅了し、話題を集めた。
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