3月8日、グランドプリンスホテル新高輪にて、第36回日本アカデミー賞授賞式が開催された。
ベテラン俳優たちが主演した話題作「あなたへ」「北のカナリアたち」「わが母の記」、映画界久々の超スペクタクル作品「のぼうの城」、次代を担う若手俳優が鮮烈なイメージを残した「桐島、部活やめるってよ」。日本映画界が誇る俳優たちとフレッシュ俳優たちの競演の場となった今年の日本アカデミー賞。最優秀作品賞を受賞したのは、現役高校生たちも数多く出演したフレッシュな魅力を放つ「桐島、部活やめるってよ」だった。 |
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☆ぴあ特別会員による、授賞式に出席した感想 | ||||
MIKIさん(女性/50歳/会社員) ぴあの日本アカデミー会員になった時から楽しみだった授賞式。今まではテレビで見ているだけだったが、自分で選んだ優秀・最優秀賞を生で見られるとあって、ワクワクながら会場に向かいました。会場入り口には今回優秀賞となった作品のポスター、これ全部見たと入場の時から興奮していました。 |
丸茂さん(女性/26歳/販売業) 授賞式開始前の、まだ誰もいないステージを生で見た時の感動は、今でも忘れられない。毎年テレビで見ていたあの授賞式の会場に自分が足を運びいれるだなんて想像もしなかった。日本アカデミー賞ぴあ特別会員に選んで頂いて、魔法のカードを使い、たーっぷりと映画漬けになれただけでも夢のようだった。更に、その夢の締めくくりが日本アカデミー賞授賞式に参加だなんて、贅沢だ~…。この幸運に、開始前のステージに向かって、思わず心の中で手を合わせて拝んでしまった。授賞式が始まると、優秀賞を受賞された方達のお話しや最優秀賞受賞時のスピーチを聞きいった。また、各賞の最優秀賞が発表される度、自分の投票と照らし合わせて喜んだり驚いたり…。テレビ中継では伝わりきらない、他の参加者の方達の反応と共に体感することが出来て、とても幸せだった。授賞式に参加出来たからこそ味わえた貴重な瞬間の数々は、いつまでも色あせずに私の中に残っていくだろう。 |
宮本さん(女性/19歳/学生) 日本アカデミー賞。これまでは「豪華な賞だなぁ」くらいの認識でいました。しかし実際参加してみると豪華な印象はもちろんのこと、その場にいる人たちひとりひとりの映画への熱がダイレクト感じられる場でした! 映画好きとしてとても嬉しかったです。まさに「映画人による映画人のための」賞、だと感じました。素敵だなぁ。見所ばかりな賞ですが、なかでも撮影賞や録音賞など、普段なかなか表に出ることの無い方々の受賞風景を見られたことが映画ファンとして本当に嬉しかったです。また、撮影部や録音部のみなさまと俳優さんとの掛け合いに映画製作チーム全体の強い信頼関係を見たり……。感動しっぱなしでした!この場にいる人たち全員が、映画が好きで好きでたまらない人たちなんだ、と思うと同じ場所にいられたことがとても誇らしかったです。1年間たくさんの映画を見させていただき、最後に日本アカデミー賞授賞式に観客として参加させていただいた今、ますます映画が大好きになっています。1年間ありがとうございました! |
横沢佑真さん(20代/飲食業) 眩しくて前が見えない、なんて大したことない。強烈な光は、瞼も眼球をも貫き、脳裏に焼き付くものだ。 |
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村松健太郎さん(34歳) ぴあ特別会員最後の仕事、授賞式に出席した。一週間前の本家アカデミー賞のショーとしての完成度の高さを事もあり、それに比べれば日本の方は・・・というマイナスイメージを抱いていた。ところが、司会者の軽妙な進行、出席者の当意即妙な受答え、結果云々以前本当に楽しい時間だった。 |