熊川哲也「F〈エフ〉」
英国ロイヤルバレエ団の最年少プリンシパルを務めた実力・人気共にNO.1バレエダンサー。金子修介監督「F〈エフ〉」で映画初出演し、バレエシーンの迫力はもちろんのこと、ラジオのDJシーンでは動きのないしゃべる演技でのセンスも光った。昨年バレエ団を退団し、今年から自身のカンパニーを率いて、ダンサーとしての新たな境地にチャレンジしている。(北海道出身)
黒田勇樹「学校Ⅲ」
'88年NHK大河ドラマ「武田信玄」でデビュー。以後、話題のテレビドラマ、舞台、ミュージカルなど幅広いジャンルで活躍を続ける16歳。「学校Ⅲ」では、ベテラン俳優陣のなかで自閉症の障害を持つ少年という難しい役に挑戦。映画初出演での受賞を果たし、さらにファン層を広げた。独特の透明感・存在感を持つ若手として映画での活躍にも注目したい。(東京都出身)
麻生久美子「カンゾー先生」
'95年に雑誌「週刊ヤングジャンプ」の全国女子高生制服コレクションでグランプリを受賞。同年あいかわ翔監督「BUD GUY BEACH」で女優デビュー。今回の今村監督「カンゾー先生」では、奔放な野性味にあふれるヒロインを堂々と演じ、スクリーンに強烈な印象を残した。今年も出演作2本が公開される映画界期待の新人である。 (千葉県出身)
田中麗奈「がんばっていきまっしょい」
第4回坊っちゃん文学賞受賞作の同名タイトル映画「がんばっていきまっしょい」で女優としてデビュー。思春期の一途さ、天真爛漫が同居するヒロイン悦子役で、初めての演技に挑戦し、その可能性の大きさをアピール。念願の女優への一歩を踏み出した。昨年はテレビCFでも大活躍の1年だった。今年も目を離せないスケール感のある女優だ。(福岡県出身)
野波麻帆「愛を乞うひと」
'96年東宝シンデレラ第4回大会で3万4千名を超える中からグランプリを獲得。テレビドラマ「寿司食いねェ!」で女優としてデビュー。映画は「モスラ 2」に続いて話題作「愛を乞うひと」で2作目になる。原田美枝子演じる母を明るくやさしく支える娘・深草を演じ、女優としての可能性を大いに感じさせた。テレビドラマ、CMでも活躍中。(東京都出身)
三船美佳「友情 Friendship」
'97年NHK大河ドラマ「毛利元就」で女優としてデビュー。映画初主演「友情 Friendship」では、白血病に冒されながら懸命に生きた実話の主人公に抜擢。共演した10代の若者たちと一体となって和泉聖治監督の期待にこたえ、深く爽やかな感動を呼んだ。世界のミフネの愛娘として熱い注目を浴びながら、映画、CM、ラジオなどで着実に成長中。(東京都出身)