岡田将生「ホノカアボーイ」「僕の初恋をキミに捧ぐ」「重力ピエロ」
新人賞は一生に一度しかもらえない賞なので、頂けたことがすごく嬉しいです。これからも精進していきたいと思っています。
09年は、対象作品を含め4本の作品に主演級で出演し、報知映画賞、日刊スポーツ映画大賞、ブルーリボン賞で新人賞を獲得。心優しく不器用な青年(「ホノカアボーイ」)から、重い病気を抱えた高校生(「僕の初恋をキミに捧ぐ」)、複雑な内面を抱えた弟(「重力ピエロ」)まで、幅広い役柄を繊細に演じ、高い評価を受けている。
水嶋ヒロ「ドロップ」
これを糧に頑張っていくのはもちろんですが、これからは出演する側だけではなく、もっと違った角度からもコンテンツ作りに励んでいきたいと思っています。そうすることでファンの皆様、そして、ぼくがこの賞を受けとる運びとなった背景にいる全ての方々に、何か少しでも恩返しできれば幸いです。
学生時代からモデルとして活躍し、テレビドラマ「ごくせん」(05年)で役者デビュー。以降、テレビドラマ、映画に次々と出演する。初主演映画となった本作では、髪を金色に染め、初の不良少年役に挑んだ。男も憧れるようなカッコよさを持つカリスマ不良の井口達也を説得力たっぷりに演じ、ケンカのシーンでは、生身のアクションも披露している。
溝端淳平「赤い糸」
本当に素晴らしい賞を頂けて心から嬉しいです。この作品で、朝早くから夜遅くまで僕を支え導いてくれたスタッフの皆さんのおかげです。この春で俳優を始めて3年目になります。人との出会い、作品との出会いに感謝し、この気持ちを忘れずにいたいと思います。
06年、「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞。40社の芸能事務所から所属オファーを受け、芸能界デビュー。映画と連続テレビドラマが同時期に公開されたことでも話題を集めたケータイ小説の映像化「赤い糸」で、自分の気持ちを表に出さないクールな青年が、大切な女性と出会い心を開いていく過程を好演した。
渡辺大知「色即ぜねれいしょん」
バンドをやっている僕がこんな賞を頂けるとは思っていませんでした。監督、スタッフのおかげだと思います。この作品に参加できてよかったです。バンドやっていてよかったです。この作品で自分が経験したことのない1970年代を生きた気がして嬉しかったです。
現役高校生当時、2000人を超える候補者の中から主人公役に選ばれ、映画初出演にして初主演を果たす。ロックに憧れるモテない文科系高校生男子が、人との出会いや旅、そして音楽を通して成長していく姿をナチュラルに演じ、豊かな表情で観客を魅了した。09年春にファーストアルバムをリリースしたバンド「黒猫チェルシー」でヴォーカルを務めている。
榮倉奈々「余命1ヶ月の花嫁」
この映画は、キャスト、スタッフの皆さんに助けて頂いてなんとか乗り越えることができました。関わってくれた全ての皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです。この作品を通して、たくさんの出会いや素晴らしい経験ができました。それが今の私にとって一番の宝物です。廣木監督には感謝しています。出会えて本当によかったです。
04年、「ジイジ~孫といた夏~」でテレビドラマデビュー。NHK連続テレビ小説「瞳」でヒロインを務めたほか、映画、テレビドラマで活躍し、存在感を発揮している。本作では、乳がんのため24歳の若さでこの世を去った実在の女性役に扮した。病魔と闘いつつも、どんなときも前向きさを失わないヒロインの懸命な姿が、観客の涙を誘った。
志田未来「誰も守ってくれない」
素晴らしい賞を頂けて嬉しく思います。ひとつの作品を終えるごとにお芝居の難しさや深さを実感しています。これからも初心を忘れずに頑張りたいです。
00年に女優デビュー。06年、14歳の母」で連続ドラマ初主演。妊娠する中学生の役を演じ、若き演技派として注目を浴びる。モントリオール世界映画祭で最優秀脚本賞を受賞した本作では、兄が殺人の容疑者となり、突然マスコミから追われることになった15歳の少女役。その複雑な心情を、芯の強さを感じさせる演技で表現した。
平愛梨「20世紀少年 〈第2章〉最後の希望」「20世紀少年 〈最終章〉ぼくらの旗」
20世紀少年に出会い、一生に一度しかないこのような賞を頂けてありがたく、嬉しいです。お天道様や私に関わる全ての皆様、ファンと言ってくださる皆様に心から感謝します。私をカンナとして受け止めてくださってありがとうございます。
99年に芸能界デビューし、映画「笑う大天使(ミカエル)」(06年)、テレビドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」(07年)等に出演していたが、3部作からなる本作の鍵を握るカンナ役に、3000人の中からオーディションで抜擢され、一躍注目を集める。喜怒哀楽がはっきりとして、強い意志を持つヒロインをはつらつと演じきり、鮮烈な印象を残した。