1月14日(水)、東京・グランドプリンスホテル新高輪にて、第38回日本アカデミー賞『優秀賞発表』記者会見が行われました。
優秀作品賞は、吉永小百合さんが初めて企画・プロデュースを手がけた「ふしぎな岬の物語」(13部門)、2014年邦画作品興収1位に輝く「永遠の0」(11部門)、宮沢りえさんが7年ぶりに映画主演した「紙の月」(10部門)、直木賞受賞作を映画化した2本の映画「蜩ノ記」(10部門)「小さいおうち」(9部門)が、受賞を果たした。昨今の日本映画の充実ぶりをうかがわせる多部門での作品賞受賞5作品となった。
また、今年の授賞式を盛り上げてくれる司会者の西田敏行さんと真木よう子さんが会場に駆けつけ、授賞式への抱負を語ってくれました。 過去4度の授賞式で司会を務め、昨年に続く西田さんは「昨年公開した作品の中に私の出演作品もあったんですが…」と語り会場を沸かせつつ、「普段なかなか会えない俳優仲間たちとこの会場で会うのが楽しみで、今からあの人にはどんなこと聞こうかな、といろいろ考えています」とコメント。単独作品を対象とする投票となった第18回目以降、初めて最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞2冠を昨年達成した真木さんは「初めての司会の仕事でとても動揺していますが、自分なりに頑張って素晴らしい授賞式にしたいです」と声を震わせながら抱負を語った。
俳優としても司会者としてもベテランの西田さんと初司会に向けて新たな一面を魅せる真木さん。「頑張りましょう!」と声を掛け合い握手を交わしたお二人の司会で、華やかでユーモア溢れる日本映画界最高の式典になることでしょう。
授賞式は2月27日(金)、グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミールにて行われます。